初めての海外へ出発✈️
初めての海外へ出発する日、両親が家から見送ってくれました。内心行く事を決めてワクワクする気持ちもありましたが自分自身英語もスペイン語も話せないため心配な気持ちも多くありました。
空港に着いてから搭乗手続きをするのも初めてなことだらけでどうやっていいのか分からず周りを見ながら必死に盗み見していたのを覚えています。
何とか搭乗手続きを終え出発を待つ空港内の椅子で待っている時に急に寂しさが襲ってきました！自分で行きたいって言って来てるのに不思議ですよね！笑
飛行機に乗り込んだ後も寂しさが止まずに内心「やっぱり行きたくないー」と思っていました。
この時初めて日本を離れてみて感じた事がありました。
自分は今まで両親（家族）に守られて生きてたんだな〜
自分はこの日本という国に守られてたんだな〜
そう飛行機の中から外を眺め感じていました。
本当にバカかと思う方もいるかもしれませんが実際には泣いてました！笑
家族はいつもは近くにいてうっとうしく思うことも多々ありますがこう飛行機に乗りながら家族や友人達の事を考えていると感謝の気持ちしかありませんでした。
この事に気づけただけでも海外へ思い切って行った価値があったのかもしれません。
乗り継ぎの国スイス
こうして無事に飛行機にゆられながら向かっていましたが途中乗り継ぎがありスイスで降りる事になりました。空港に着いてすぐどこに行けばいいか分からず周りをチラチラ見ながらフランス行き飛行機の搭乗口番号を探していました。
もうすでに自分の知っている日本とは全然違った雰囲気だったので周りの方から見たら少し挙動不審な動きをしていたに違いないでしょう！笑
一時間くらいのトランジット時間があり無事に乗り継ぐ事ができてフランスのパリに向かい始めました。（今思い返すと初めてのおつかいみたいですね！笑）
長い飛行機移動も終わりやっとフランスのパリに到着しました✨✨
映画3本くらい観たかな🎦
フランスのシャルル・ド・ゴール空港についた私の次のミッションは荷物の受け取り、空港から市街地までのバス移動、初日に予約した宿にたどり着くことです。
まず荷物の受け取りはロストバゲージもなく思っていたよりもスムーズに受け取ることができそのまま空港内に行く事ができました。
空港の中をウロウロとしていると長い銃を持った警察のような人たちが見回りをしているのを見て海外に来たことを早速実感しました。
さあそして、次のミッションであるパリの市街地までの移動はどうやって行けばいいのかカウンターのお姉さんに思い切って聞く事にしました。
返ってきた答えはフランス語でほとんど分からずジェスチャーから読み取れたのは外に出てバスにのれでした！😂
言われるがままに外に出てパリの市街地までのバスを探しましたが、中学、高校の英語のテストは常に一桁で挨拶くらいしか出来ない私が書いてる文字を理解する事ができる訳もなく少しの間外をフラフラと歩いていました。やっとここかなと思う列がありそこに並んでバスが来るのを待っていましたがもしこのバスに乗って違うところに行ってしまったら今日予約している宿にも間に合わなくなってしまうかも？などの不安が頭をよぎり目の前にいたフランス人ぽい男の人にフランス語の旅会話本を見ながら声をかけてみる事にしました。
フランス語で「すいません、このバスはパリの市街地まで行きますか？」と伝えその男性から帰って来た答えは「私日本語喋れますよ！」でした。
ええええええええええ！フランス人は英語も話さないって聞いていたからびっくりしました。
そのフランス人の男性から「僕もこれからバスで市内に向かうから良かったら一緒に行きますか？」と日本語で話しかけてくれ当時の私は100%疑うこともなく「いいんですか？ありがとう！」と言ってついて行きました。
バスの中で会話がはずみ（日本語での）色々とお互いに気になることを聞いていました。
色々聞いてみると当時そのフランス人のクリスと言う男性は日本に住んでいて丁度フランスに一時帰国している時だったそうでそこでたまたま私と会ったとの事でした。本当に神様ありがとうと言う気持ちでした。
楽しく話をしているとあっという間にパリの市街地に到着しました。と言っても私は右も左も分からずどうしようかと考えているとまたまたクリスが「この後の予定は？」と聞いて来ました。
私は明日にはTGVと言う日本の新幹線のような電車に乗ってパリから移動しなくてはならなかったので今日どうしてもルーブル美術館に行ってみたいと言う事を伝えました。するとクリスが「いいですよ！じゃあ一緒に行きましょう。」と言ってルーブル美術館まで案内してくれました。そして、私が背負っているバックパック（60リットルくらい）を見て「入口を入って預けられる所があるからそこで預けてから中を見て回るといいよ！」と教えてくれました。うわー！なんていい人なんだ😂
何から何までありがとうクリス✨✨
そして、クリスとはルーブル美術館の入り口で別れる事になりました。
こんないい人に出会うとクリスはもちろんですがフランス人みんなを最初に好きになれた気がしました。出会いに感謝です。
こうして私はフランスに到着して初っ端から奇跡的な出会いがあり順調にルーブル美術館内を見学することが出来たのでした。
そして、外に出るともう夜になっていて右も左も分からない国でこれから予約した宿まで行かなくてはなりません。さあ果たして無事に宿にたどり着く事が出来るのでしょうか？
続く
